「息子が仲間外れにされ学校に行くのが怖いと言います」
「客足が減り、お店を閉めるか続けるかで悩んでいます」
私は主人と美容室を営んでいます。オープンしてから4年目までは順調に運営をしておりました。月日が経つうちに客足が減り、売上が月ごとに下がり始め、今では貯金を使いながら切り詰めて生活をしております。生活が苦しくなるにつれて夫婦間の会話も無くなり、主人には外で働いてもらいたいけれど話し合う機会がありません。こんな経営状態であればお店を閉めるべきか、我慢して続けるべきかで悩んでおります。
依頼者:埼玉県 自営業(36歳)
美容室を夫婦で頑張ってこられた事は素晴らしいですね。4年が過ぎて、お客様が減っているのは何が原因なのか考えてみましたか?お二人は開店当時の忙しかった頃と今は同じですか?相談内容を拝見していると、夫婦の会話も少なくなっている上に、ご主人を外で働かせたいとあなた1人で考えているようですね。 夫婦で話し合いもしないで悩んでいるあなたは、何様になっている気持ちですか? 経営者、妻、スタッフの役目を一人で行なっていると思っているから、愚痴も出るのです。 開店当時の気持ちを思い出してみませんか?経営者のご主人が居て、あなたが居た。元気で笑顔もあり声も掛け合い、明るく健やかなお店だったと思います。忙しくてもお客様に笑顔を絶やさず、お声がけといった気配りができて、活気があったでしょう。やる気・元気・活気・陽気のある店は、人も動き仕事も金も動く空気の流れができるのよ。
人が人を呼び、金が金を呼ぶように、傍の人が喜ぶように動いて『働く』と言い、信者(お客様)を沢山作ることが『儲け』と言うのよ。一番大事な空気の流れを疎かにしていませんか? 店内をもう一度見て、鏡の前に生花の一輪や、植木の一本も有りますか? ご主人を外で働かすと言う気持ちは店の中心人物として立ててないのでは? 『私が』『自分が』と自己中心に驕って(おごって)いませんか?ご主人があってのあなたです。お互いに良い所を認め合い、助け合い、話し合って暇な時間がある時こそ、改善策をゆっくり話し合う事です。店内の改装・配置替えや、絵・植木等で雰囲気を楽しく明るく、気の流れを変え、自分達から変わる努力をしてみてはどうでしょう? 二月の節分、三月のひな祭り・卒業、四月は入学・進学、五月は子供の節句と節日が多い日をアピールし、月ごとのメリハリと気持ちの入れ替えを大切に! お互いに努力と感謝を忘れないで、もう一度今までのお客様にアピールをして、店内の明るさや元気さを、楽しみ喜んで帰ってもらえるように心がけて頑張ってください。
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